連日30度を超える"梅雨明け十日"な日曜日。おいらのソロ・ユニットとしては
久々のバンド形態(とはいっても変則的ですが)でのライヴでした。

　4バンド出演の最初の出番。PM3:00にスタートした時は暑さもピークに感じる
くらい。メンバーは、Dr.菅野 譲。Gu.郷家儀行。そしてKey.橋元成朋。

　一曲目はアルバム「螺旋の二人」でもド頭の「夢見る庭園」。おいらの曲の中ではそこそこ
爽やか感匂わせているところから始めたものの、つづく曲は「定点観測」。正直ライヴで演奏
するには実にストイックなくらい展開のない曲で、郷家さんのアドリブでかろうじて波を作った
感じでした。でもお客には意外と受けた。
　ベタなMCをこなした後は、一週間前に東京で公演のあった「言霊の樹」用に作曲したいわゆる
「ニューハーフ・ダンス」。ニセ・インド風メロディーに、ただでさえ暑い会場はぐったり感さえ
漂い始め、つづく「Visiter」の7/8拍子に、演奏しているこっちがどこかへ行ってしまいそうに
なりました。

ラスト2曲は、季節的にまだ早いけど「赤トンボ」。そして「螺旋の二人」。
Gu.の郷家さんは毎度の事ながら自由にやってもらいましたが、Dr.の譲くんには打ち込み用の
クリックと説明不足の曲展開に、譜面とにらめっこ状態での演奏になり、多大なストレスを
残してしまって申し訳なく思いながらも、8月末にまた同じ形態でライヴしようとしてます。

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