本来、自分のライヴ活動の中には入れない、いわゆる「営業」ライヴではあるのだけれど、
今まで何度かのお祭り会場での演奏を通して、感じていた事。
「地元(ご近所)のお祭りで演奏したい」
これが今回実現したのです。だからうれしいので報告します。

　お祭り自体は、午前中からフリーマーケットなどで始まっていました。
午後3時からステージの準備が始まり、ウルトラクイズやカラオケ大会と、これぞ夏祭りなイベントが
進行し午後6時、いよいよおいらの出番。
司会進行の方もハシモトさんだったりして、なんだか親近感沸きまくり。

　ところがいざセティングをはじめると、怪しかった曇り空からパラパラと冷たいモノが・・・
ここですかさずスタッフのみなさんが、会場入口のテントをすばやくステージに運んでくださり、
雨対バッチリ。照明はオシャレなスタンド(!)を用意してくれました。
お客さんはそれぞれカサを片手にの、夏雨ライヴが始まりました。

　曲は「螺旋の二人」からをメインに、営業ネタの「童謡シリーズ」を折り込んで演奏。
おととし、元IQ150の白鳥英一くんのOtoOの公演で作った「夏のおもいで」を、山田佳津良ちゃんのVo.
まんま使って演奏してしまいました。ああ、まだ承諾とってなかった。
　そして実は、去年イギリスで公演したシェイクスピア・カンパニーの「恐山の播部蘇」の
テーマを演奏しようと思ったのだけれど、降り続く雨と子供達が多かったのを見極めて、やめたのでした。
一度演奏したかったんだけど、重い曲ですからねえ。

　なんと演奏時間は約1時間！全8曲もやったのはほんと久し振りでした。
結局、おいらが演奏している間は雨が降り続きましたが、お客さんは増える一方。うれしい反面、
その理由がこの後始まる「大抽選会」であることを知っていたので正直複雑な心境でしたが、それを
忘れさせてくれるくらい、楽しい演奏ができました。

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